すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚

本棚:『本日のメニューは。』

5つのお話からなる短編集です。それぞれのお話でつながっている部分もあります。どれも素敵なのですが、表紙のイラストにもなっている「おむすび狂詩曲」が一番好きです。 本日のメニューは。 posted with ヨメレバ 行成 薫 集英社 2019年10月18日 楽天ブッ…

本棚:『ビジネスパーソンが介護離職してはいけない これだけの理由』

はじめに「自立」の定義が書いてあるのですが、私はこの「自立」の意味を間違って理解していました。自立とは、誰にも頼ることなく生きられる状態のことではなく、依存先が複数に分散されており、ただ1つの依存先に隷属(奴隷化)している状態から自由であ…

本棚:『ハチドリのひとしずく』

先日紹介した『あるものでまかなう生活』の中で紹介されており、気になった本です。ハチドリのひとしずくとは、南アメリカの先住民に伝わるお話。森が燃えて、森の生きものたちがわれ先にと逃げていく中、ハチドリだけは嘴で水のしずくを一滴ずつ運んでは火…

本棚:『Team・HK』

HKとはHouse Keeperの略。平凡で取り柄がない(と自分では思っている)美菜子が、私にもできるかもと思って始めた仕事はハウスキーパー。Team・HKを率いるのは、ひょろりと背の高い黒いフレームの眼鏡をかけた真冬野日向。そしてメンバーはもちろん、客で有…

本棚:『横濱エトランゼ』

高校三年の千紗は、大学の推薦入学が決まった秋、ハマペコ編集部でバイトを始めました。ハマペコの正式名称は「ヨコハマ・ペーパー・コミュニティ」で、桜木町から根岸までを対象とした週一のフリーペーパー。千紗がコネを使ってまでハマペコに潜り込んだの…

本棚:『農ガール、農ライフ』

水沢久美子は、大学卒業後、中堅の住宅メーカーに就職したものの、27歳の時に倒産。転職先がなかなか見つからず、派遣会社に登録。いろいろな職場で働くも、派遣切りにあったその日、同棲して6年にもなる修から「結婚を前提につきあっている子がいるんだ」と…

本棚:『あるものでまかなう生活』

著者は食品ロス問題ジャーナリストの井出留美さん。本書は食だけでなく、暮らしや生き方・働き方についても「あるものでまかなう」ことについて、国内外の状況やTipsが紹介されています。ブックガイドもあって、読みたい本がまたまた増えてしまいました(忘…

本棚:『名作なんかこわくない』

昨年『ランチのアッコちゃん』を読んで、柚木さんのファンになりました。その後、何冊か読みましたが、柚木さんご本人はどんな方なのだろう?と気になっていたので、このエッセイで少し垣間見ることができて嬉しかったです。本書ではフランス、日本、イギリ…

本棚:『スクープのたまご』

『プリティが多すぎる』『クローバー・レイン』に引き続き、千石社が舞台の作品です。今回の主人公は千葉のかなりの僻地の出身だという日向子。千石社に就職し、二年目で配属されたのは週刊千石の編集部、事件班。出版社は長年憧れだったのですが、日向子に…

本棚:『思い出が消えないうちに』

昨日に引き続き『コーヒーが冷めないうちに』シリーズの3作品目です。これまで「過去に戻れるという喫茶店」と紹介してきましたが、実は未来にも行けます。ただ、未来は不確定要素が多いですから、未来へ行こうとする人は少ないのです。でも、『コーヒーが…

本棚:『この嘘がばれないうちに』

『コーヒーが冷めないうちに』の続編です。過去に戻れるという喫茶店。しかし、過去に戻るためには、いくつかの面倒臭いルールがあります。その1つが、過去に戻れる席は決まっており、そこには先客がいるので、チャンスは先客が1日に1回トイレに行くために…

本棚:『60過ぎたらコンパクトに暮らす』

著者は料理研究家の藤野嘉子さん。旦那さんはフランス料理の料理人、藤野賢治さん。お子さんたちが巣立って、少し余裕が出てきた50代最後のタイミングで旦那さんから提案されたのが、自宅の売却と賃貸物件への住み替え。それにより、家の広さは150m2から65m2…

本棚:『名もなき家事をサクッと解決します』

緊急事態宣言の中、図書館では予約資料の貸出のみだったので、ネットで検索して予約していました。そうなると、好きな著者名で検索することが多く、小説ばかりを借りていました。ようやく図書館が再開し、棚を眺めて、あぁ~いいわ~と。そして、久々に片づ…

本棚:『ねじまき片想い』

おもちゃプランナーの宝子。数々のヒットを生み出してきた会社のエース。そして、5年もの片想いを人知れずしている…はずが、周りにはバレバレ。大好きな彼のためなら探偵みたいなこともしてしまうのですが、本人に思いをスパッと伝える方向には向かなくて……

本棚:『ときどき旅に出るカフェ』

主人公の瑛子は37歳、独身、一人住まい。彼女のいちばん好きな場所は自宅のソファ。休日たまたま訪れた近所のカフェは、以前職場の後輩だった円が営むカフェ・ルーズでした。そして、カフェ・ルーズのコンセプトは「旅に出られるカフェ」。毎月1日から8日…

本棚:『アンと愛情』

『和菓子のアン』シリーズの3作品目です。主人公の杏子も二十歳になります。成人式と言えば振袖。加賀友禅のことが少し出てくるのですが、その中であった「不完全こそ、完全」というセリフがいいなと思いました。加賀友禅の職人は自然描写を極めたあまり、…

本棚:『祝祭と予感』

『蜜蜂と遠雷』の登場人物たちの その後もしくはそれ以前のお話です。『蜜蜂と遠雷』はかなりの長編ですが、こちらは短いお話がいくつか。それなのに、彼らのことをますます好きになってしまって、ずるいなぁと思います。 祝祭と予感 posted with ヨメレバ …

本棚:『リアルでゆかいなごみ事典』

『このゴミは収集できません』『やっぱり、このゴミは収集できません』を読んで、ゴミの出し方も気にするようになりましたが、他の人はどんなゴミの出し方をしているのだろうと気になります。でも、さすがに他人様のゴミを漁るわけにはいかないので…。本書で…

本棚:『木曜日にはココアを』

それぞれのお話に色があって、前のお話で脇役だった人が、次のお話の主人公。登場するのは12色のお話。始まりは「マーブル・カフェ」のココアのBrown。そして、物語はめぐり巡って…。毎日がいい日とは限らなくて、落ち込んだり、モヤモヤしたりすることもあ…

本棚:『限界費用ゼロ社会』

全体的に難しかったですが(特に第Ⅰ部の資本主義の歴史)、面白かったです。以前読んだ『新しい時代のお金の教科書』で、ずっと資本主義が続くわけではないんだなと、なんとなく理解しましたが、それはずっと先の話ではなく、近い将来なんだと本書を読んで思…

本棚:『アンと青春』

『和菓子のアン』の第二弾です。今回も、和菓子が無性に食べたくなりました。タイトルに「青春」と入っているだけあって、主人公の杏子がこのままでいいのだろうかと悩む場面が多く、青春だなぁ~と思いました。私はいまだにこのままでいいのだろうかと悩み…

本棚:『ナイルパーチの女子会』

商社に勤めるキャリアウーマンの栄利子。彼女のお気に入りのブログは「おひょうのダメ奥さん日記」。「おひょう」こと翔子も、栄利子と同じ30歳で、どうやら女友達がいないよう。近所に住んでいた2人の出会いは良かったものの…? ナイルパーチの女子会 post…

本棚:『クローバー・レイン』

老舗で大手の出版社「千石社」に勤める彰彦。他社の新人賞贈呈式で久しぶりに会った担当の作家。ひょんなことから読ませてもらった原稿は、一読して本にしたいと思った。しかし、千石社では売れていない作家はノーサンキューで…。 クローバー・レイン posted…

本棚:『親の介護には親のお金を使おう!』

本書は以前読んだ『親の介護をしないとダメですか?』の中で、著者が参考になったと書いていた本で、気になって、図書館で予約していました。今すぐどうこうというわけではないですし、自治体によっても違いますし、これから制度が変わることもあるでしょう…

本棚:『週末介護』

お兄さん、お姉さん、お姉さんの息子たちと著者での、5年間のお父様の介護についてのエッセイ集です。ちょうど本書を読んでいる最中に介護セミナーを受けたこともあって、自分の場合はどうだろうと考えながら読みました。 週末介護 posted with ヨメレバ 岸…

本棚:『プリティが多すぎる』

新見佳孝は老舗の出版社「千石社」に入社し、誰もが知る週刊誌の現場で、裏方ながらも働けて、晴れがましかった。そして、いずれは文芸の編集者に。…のはずが、2年後の配置転換での異動先は、ローティーン向けの月刊誌「ピピン」。リボンやら、ふわふわやら…

本棚:『和菓子のアン』

梅本杏子、18歳。身長150cm、体重57kg、サイズLがぱつんぱつんのデブ。高校卒業後、進学するでも就職するでもなく、さすがにやばい気がした5月。デパ地下の和菓子屋さんでバイトとして働き始めます。職場は杏子を入れて4名。それぞれ見た目では分からない個…

本棚:『蜜蜂と遠雷』

ピアノコンクールが舞台のお話です。出場するコンテスタントはもちろん、審査員側の葛藤もあり、壮大な物語だなと思いました。そして、この物語には、きっと終わりはないんだろうなと。人生の大部分を音楽に費やし、でも、自分には才能があるのだろうかと悩…

本棚:『羊と鋼の森』

主人公の僕が生まれ育った山には中学校までしかなく、高校からはひとり暮らし。高2の2学期の中間試験の期間中、図書室で自習しようかと思っていたところ、先生からお客さんを体育館へ案内するよう頼まれます。そのお客さんとは調律師でした。調律されたピア…

本棚:『アリエリー教授の「行動経済学」入門』

本書はNHK人気番組の書籍版『お金と感情と意思決定の白熱教室』を改題・文庫化したものだそうです。行動経済学、とても面白いですね。 アリエリー教授の「行動経済学」入門 posted with ヨメレバ ダン・アリエリー/NHK白熱教室制作チーム 早川書房 2017年07…