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本棚:『誰知らぬ殺意』

夏樹静子さんの『誰知らぬ殺意』を読みました。恥ずかしながら、夏樹静子さんの本は図書館などで何度か目にしたことがあるものの、読んだのは初めてです。本書は「夏樹静子ミステリー短編傑作集」ですので、短編なら読みやすいだろうと思って、借りてみました。JRではなく国鉄だったり、ニラが珍しい野菜のようだったりして、少し昔にタイムトラベルしたような気分も味わえました。7つの短編が収録されているのですが、共通点は主人公が女性であること、そして不倫をしていること。解説を読むと、「今やサスペンスといえば、女性作家による女性を主人公とした作品が大多数となってしまったが、そのトレンドを読者に定着させたのが夏樹作品なのだ。」とあります。最近は、片付けや掃除、家事の本が多く、ミステリー小説は久しぶりに読みましたが、読んだ後の後味の悪さはミステリー小説として成功しているということなのでしょう。7作のうち「二度とできない」は、ちょっと微笑ましさもありましたが、他の作品はぞっとしました。 

誰知らぬ殺意: 夏樹静子ミステリー短編傑作集 (光文社文庫)

誰知らぬ殺意: 夏樹静子ミステリー短編傑作集 (光文社文庫)

 

 せっかくなので、ミステリー小説って他にどんなものがあるのだろう?と調べてみると、一番最初に出てきたのが「書店員おすすめミステリー小説15選」というサイト。その中で読んだことがあるものは東野圭吾さんの「真夏の方程式」「探偵ガリレオ」、宮部みゆきさんの「我らが隣人の犯罪」、湊かなえさんの「告白」。東川篤哉さんの「謎解きはディナーのあとで」も読んだと思います。けっこう忘れているので、もう一度読んでも楽しめるんだろうなと思います。ただ、あまりに入り込みすぎると、本当にそんなことありえるだろうかとか、私の身近で起きたら、騙されないだろうかとか、考えすぎてしまうので、ほどほどに楽しみたいと思います。