すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『ミッキーマウスの憂鬱』

松岡圭祐さんの『ミッキーマウスの憂鬱』を読みました。フィクションではあるものの、解説にあるようにディズニーランドの裏側を知ってしまって良いのだろうかと思いながら読み進めましたが、読み終えたときはもっとディズニーランドのことが好きになりました。大勢のキャストが夢の国を守っているというのは、頭が下がります。ミッキー、夢見る心を忘れないよ!

ミッキーマウスの憂鬱 (新潮文庫)

ミッキーマウスの憂鬱 (新潮文庫)

 

  主人公の後藤大輔は21歳のフリーターで、準社員として採用されます。最初は「勘違い君」の後藤を見ていると、色々なことに首を突っ込まずに、とりあえず言われた仕事をしっかりこなせばいいのにと、もどかしく思ってしまうところもありました。そんな後藤のセリフの中で「甘かったのかもしれないけど、ゲストとしてインパークしてたときに抱いていた印象と同じ世界が、バックステージにも広がっていると勝手に信じていたのかもしれない。人の好き嫌いだとか、対立だとか、まして喧嘩なんて存在しない職場があるって思いたかったのかもしれないね。」というセリフに共感しました。やはり隣の芝は青く見えるし、感情がある生きものだから、好き嫌いがあるのは当然と思います。頭ではそれが論理的に正しいとわかっていても腹落ちしなかったり、よくないなと思っているのに止められなかったり。感情とは時に厄介なものですが、それを味方にできたら、うまく感情がともなったら、強いんだろうなと思います。

子供の頃は、大人になったら、自分の進路について悩むことなんてないと思ってましたが、いまだに自分の進路やキャリアについて悩みます。でも、いくつになっても自分の進路を悩むのは悪いことではないと最近は思うようになりました。