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本棚:『金曜日の本屋さん 冬のバニラアイス』

名取佐和子さんの『金曜日の本屋さん 冬のバニラアイス』を読みました。昨日、前作の感想を書いたばかりですが、あの後、なかなか止めれなくて、最後まで読んでしまいました。漫画でも最終回は、読みたいけど、終わってしまうのも嫌!と好きなものほど思ってしまいますが、この作品も終わってしまったのは淋しいけれど、また何度でも読み返したいと思っています。でも、その時は、この作品の中に出てくる本を読んでおいて、登場人物と一緒にもっと深く味わいたいと思います。 

金曜日の本屋さん 冬のバニラアイス (ハルキ文庫)

金曜日の本屋さん 冬のバニラアイス (ハルキ文庫)

 

 今回のお話でメインで扱われている本はこちら。

・第1話:佐野洋子『100万回生きたねこ』

・第2話:北村薫『スキップ』

・第3話:宮沢賢治銀河鉄道の夜

・第4話:トルーマン・カポーティ『誕生日の子どもたち』

私と『100万回生きたねこ』の出会いは小学4年生の時。担任はおそらくまだ20代だった、かわいいお姉さんといった感じの先生でした。毎朝だったかのか曜日を決めていたのか覚えていませんが、先生がよく本を読んでくれて、その中にこの『100万回生きたねこ』もありました。絵本の場合は1冊読みきりでしたが、単行本の場合は何日かに分けて読んでくれました。実は、小学1年生の夏休みの読書感想文で、そのための本を読むのが嫌で嫌で泣いたぐらい(泣いても仕方ないんですけど)、本は好きではなかったのです。そんな私が本を読むようになったきっかけを与えてくれたのが、小学4年生の時の先生だと思っています。ちなみに小学1年生の時に読んだ本は、5,6年生の頃に読み返して、今度は感動して泣きました。

北村薫さんの時と人三部作と呼ばれている『スキップ』、『ターン』、『リセット』は、10年ぐらい前に読みました。この中で、私が一番好きなのが『スキップ』でした。17歳の少女が、心はそのまま、突然、25年後の自分にスキップしてしまうという設定。自分が同じ立場だったらどうだろうと、読後、しばらく考えていました。でも、ストーリーをざっくり覚えている程度で、読んだときの感覚ははっきりと覚えていません。なので、もう1回読んで、『スキップ』の中にある言葉、《昨日という日があったらしい。明日という日があるらしい。だが、わたしには今がある。》を再び味わいたいと思います。

今年はできるだけ本を読もうと決めて、そしたら意外と本を読む時間を確保できることに気がつきましたが、好きな本にも出会えて、よかったです。このシリーズのこれまでの作品の感想は、こちら。

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