すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

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本棚:『図書館ねこデューイ』

アイオワ州スペンサー。寒い冬の朝、図書館の返却ボックスの中にいた子猫。図書分類法にちなんでデューイと名付けられたその猫は、図書館の猫となり、図書館に来る人々を愛し、また人々もデューイを愛しました。この本の著者は、デューイをみつけ、彼の母親代わりでもあった図書館長です。

 

私が借りた本は、表紙がデューイのイラストのハードカバーなので、ちょっと違うかもしれませんが、中を開くと、もくじのところに図書館でのデューイの写真があります。きっと本物に会いたくなることでしょう。世界中で有名となり、日本からも取材が来たことが書かれていますが、私はこの本で初めて知りました。

著者自身のことも書かれており、多くの苦難を乗り越えてきたことが分かります。そして、図書館への強い情熱もよくわかります。日頃、図書館には大変お世話になっており、本を借りるときと返却するときは「お願いします」と声に出して言うようにしていますが、もっとしっかり感謝を伝えなきゃと思いました。

デューイの生涯がつづられているので、デューイが亡くなった日のことも書いてあります。18歳でした。私は動物を飼ったことがないので、よく分かっていないだろうとは思いますが、駆け引きなしで素直に愛情を表現してくれる存在なのではないかと思います。そして、過去をくよくよ後悔したり、未来を不安に思ったりせず、今を生きているのではないかと思います。

デューイが教えてくれたことは、

「居場所をみつける。自分の持っているものに満足して幸せを感じる。すべての人によくしてあげる。いい人生を送る。物質的にではなく、愛のある人生という意味だ。ただ愛は決して予想することができない。」

「いちばん大切なのは、あなたを抱きあげ、きつく抱きしめ、大丈夫だといってくれる人がいることなのだ。」

猫好きの方も、そうでない方も、ぜひ読んでみてください。