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本棚:『ぼくたちは習慣で、できている。』

佐々木典士さんの『ぼくたちは習慣で、できている。』を読みました。前作『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』は、電子書籍の試し読みで少し読んだことがあるのですが、そちらもちゃんと読んでみようと思いました。「習慣」って書き方によっては、難しくて分かりづらいテーマだと思うのですが、本書はおもしろかったです。なにせ、「ドラゴンボール」や「スラムダンク」が例として出てきたりするので、これがわかる世代には特に読みやすいのではないかと思います。そして、おもしろいと思ったほうが、頭にも入りやすくて効果的だと思います。

 

行動のほとんどは無意識で行われていること、だから、何かをやろうと思ってできないからといって自分は意思が弱いダメなやつだと思う必要がないこと、というのは聞いたことがあるのですが、それを踏まえた上で、いい習慣にどうもっていくかについては分かっていませんでした。ですので、著者がどのように身につけたいと思っていた習慣を獲得していったかは参考になると思います。ただし、1回これを読んだところでできるようになるわけではなく、失敗を繰り返すことが大事だとも書いてあります。

本書で参考になったことの1つは、「やる気は、やる前に出ないと知る」ということ。脳科学者の池谷裕二さんの次の言葉が引用されています。

「やりはじめないと、やる気は出ません。脳の側坐核が活動するとやる気が出るのですが、側坐核は、何かをやりはじめないと活動しないので」

やる気がでないから手をつけられないって思っていましたが、逆だったのですね。

もう1つは「「例外」を即興で作らない」ということ。確かに、忙しかったりして、できない日もあります。でも、その日に「今日は例外」としてしまうと、そのままずるずるやらなくなってしまいます。今日ではなく、明確に決めた明日。事前に決めておいて、それを守れれば自己否定感も生まれないとのことです。

最後に本書からの引用です。

「不安は未来に対して感じるものだ。そして今を大切にし続けた先に未来がある。今ここ、そして1日1日の満足感を積み重ねた未来が、おかしなものになるはずがないではないか。」