すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『ビブリア古書堂の事件手帖6』

6冊目になりました。再び、太宰治の『晩年』をめぐって話が展開します。

 

何としてでもあの本を手に入れたい、何があってもこの本は手放さない、といった場面があります。あれも欲しい、これも欲しいとなると悩ましいですが、ずっと大事にしたいものが1つでもあるというのは、素晴らしいことだと思います。

わたし自身の持ち物でそういうものがあるかと言えば、思いつくものが1つもありません。渋滞はみなさん嫌いだと思うのですが、私は行列もあまり好きではありません。行列に並んでまで、手に入れたいとか、食べてみたいとか、思わないんです。よく言えば、物欲がないんですが、悪く言えば、流行に鈍感、変わってる、といった感じでしょうか。さすがにトランク1つだけで生活できるほどの身軽さではありませんが、モノに執着がないのは、それはそれでよいのではないかと思います。この本に出てくる古書への異常な執着心をもつ人物は、他人を傷つけてまで手に入れようとするので、モノを大事にすることは素敵なことだけど、節度をわきまえた範囲内で、といった感じでしょうか。

前作の終わりで、ようやく栞子さんと付き合うことになり、ラブラブな場面もちょっとあります。最近、そういう話は読んでなかったので、読みながら年甲斐もなく「きゃー!」なんて思っていました。そういえば『図書館戦争シリーズ』も、読んでるこちらが照れてくる感じで、だいぶ楽しませていただきました。