すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『ビブリア古書堂の事件手帖~扉子と不思議な客人たち~』

本編は読み終えたので、番外編に手を出しました。本編は栞子と大輔の話ですが、番外編は別の登場人物たちに主眼を置いたお話です。本編は2010年から2011年の設定でしたが、こちらは2018年。栞子と大輔の間に子供も生まれて、彼らの子供である扉子に栞子が本にまつわる話を聞かせている設定です。

 

出張の移動時間をメインに読んだのですが、ここのところ、この作品ばかりを読んでいましたので、だいぶ入り込んでいたようで、いつもならあまり本は読まない、電車や飛行機の中でも結構読んでしまいました。

ところで、別の登場人物の視点に立つって大事だなと思います。やはり小説でもドラマでも、主人公に肩入れしてしまいますが、たとえば大河ドラマなら、誰を主人公にするかで、同じ実在の人物でも、ちょっと見方が変わってきます。一方面からの見方だけでなく、いろんな角度から見れるようになると、「なんでちゃんとやってくれないんだろう」ってイライラするだけじゃなく、「もしかして、ルールを知らないだけかも」とか考えられるようになるかなと思います。私はまだまだ修行不足ですが。

あと、もう1点。ドラマに出てくるような美男美女だったり、すごい才能をもっていたり、苦境の中にあっても絶対に負けずに笑顔を絶やさなかったり…。そんなんじゃなくて、ドラマティックな出来事なんか全然なくて、平凡を絵に描いたような人生でも、その人の物語を紡いでいるということを、ふと、別の視点に立つことで考えたりするかもしれないな、なんて思いました。