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本棚:『恋を積分すると愛』

中村航さんの『恋を積分すると愛』を読みました。映画にもなった『トリガール!』のスピンオフ2つを含む7つの作品が収録されている短編集になります。

 

一応、工学部出身の理系なので、タイトルにある「積分」が気になりました。微分積分も好きではありませんでしたけど、小説の中で「積分」がどのように出てくるのか興味がありました。

トリガール!』のスピンオフの1作目である『トリガール!二人目』に「愛を微分すると恋になる。つまり愛の加速度が恋ってことだろ?」というセリフがあります。人力飛行機サークルでプロペラ班の和美は、そのセリフを聞いて、「愛の加速度が恋。ならば今の自分の恋心を時間で積分すれば、どれほどの愛に辿りつくのだろう」などと考えてしまっていて、理系だねぇ~なんて思ってしまいました。個人的には「エンジニアリングに終わりはないんだ。受け継ぎ、プロセスを管理し、こなし、挑む。また受け継ぎ一から挑む」というセリフにじぃーんときました。

トリガール!』のスピンオフの2作品目の『トリボーイ!』では、なんと男3人でサンリオピューロランドに行く場面があります。私がサンリオピューロランドに行ったのは、小学生の頃。だいぶ昔ですし、今とは違うかと思います。パレードでは、レーザー光線の輝く中でキティちゃんが歌うようなのですが、その後に闇の女王が現れ、真っ黒な歌をろうろうと歌い始めるのです。さて、キティちゃんはどうするでしょう?このパレードのことを知って、サンリオピューロランドに行ってみたくなりました。