近藤勝重さんの『一日一杯の読むスープ しあわせの雑学』を読みました。幸せというのは、例えばお金持ちであるとか、大きな家に住んでいるとかいった事柄というよりも、ものごとの考え方や受け取り方によるところが大きいと思います。とはいっても、普段の生活の中でいきなり考え方を変えるのは難しいと思います。まずはちょっとしたことでも、いつもとは違う考え方のヒントが得られたら良いのではないかなと思います。
作家の渡辺淳一さんのエッセイにある文章だそうでが、「病気を治す第一歩は、まず「大丈夫だ」と自分にいいきかすことである。すべての治療はそこから始まり、その気持ちを忘れないかぎり、病気はそうそうすすむものではない。」そうです。病気に限らず、さまざまな悩みについても、まずは大丈夫と自分に言い聞かせられるといいと思います。
現在は東京大学の特任教授である原島博さんによる「顔訓13箇条」というものも良いなと思いました。
一、自分の顔を好きになろう
二、顔は見られることによって美しくなる
三、顔はほめられることによって美しくなる
四、人と違う顔の特徴は、自分の個性(チャームポイント)と思おう
五、コンプレックスは自分が気にしなければ、他人も気づかない
六、眉間にシワを寄せると、胃にもシワができる
七、目と目の間を広げよう。そうすれば人生の視界も広がる
八、口と歯をきれいにして、心おきなく笑おう
九、左右対称の表情作りを心がけよう
十、美しいシワと美しいハゲを人生の誇りとしよう
十一、人生の三分の一は眠り。寝る前にいい顔をしよう
十二、楽しい顔をしていると、心も楽しくなる。人生も楽しくなる
十三、いい顔、悪い顔は人から人へ伝わる
私は、十のところで思わず笑ってしまいました。隠すよりいいですね。
次は京都大学名誉教授の大島清さんによる「長生きできる、か行の法則」です。「か」感動、「き」興味、「く」工夫、「け」健康、「こ」恋心、でこの5つをなくさなかったら長生きできるそうです。
心を動かして、いい笑顔で日々暮らしたいものです。