すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

数年前、アメリカにて。

数年前に出張でアメリカに行きました。英語は苦手だし、社交的でも活動的でもありませんので、できるだけ一人にならないようにしていました。しかし、最終日の午後、空き時間ができ、それぞれ別行動をすることになりました。私は美術館に行くことにし、タクシーを途中で降ろしてもらいました。美術館に着くまでの間にUberの登録の仕方を教わったのですが、レンタルのスマホだったからか、登録できないまま、美術館に到着。その時は、まぁなんとかなるだろうと思っていました。

しかし、美術館の閉館時間も近づいてきて、そろそろ帰ろうかと思って、建物を出たところ、タクシー乗り場らしき場所はありません。タクシーを拾うのは難しいだろうと思って、チケット売り場の人に、拙い英語でタクシーを呼んで欲しいことを伝えました。そして、正面のところにタクシーを呼んでもらったので、しばらく待っていたのですが、なかなか来ません。ようやく1台のタクシーが来たのですが、なぜかダメだと言われます。予約車なのかな?とも思ったのですが、しばらくして、誰もお客が乗らずに、そのタクシーは去っていきました。それだったら、私を乗せてくれてもいいじゃんか!と悔しく思いましたが、どうしようもありません。

だいぶ待ったのにタクシーが来ないので、再びチケット売り場に行ったところ、すでに閉まっていました。もうこうなったら、自力でタクシーを拾うしかありません。だんだん暗くなってきて、タクシーを拾おうにも、向こうからくる車がタクシーなのか、一般車なのかも判断が難しい状況です。ホテルに寄って、荷物を取って、空港に行くまでは時間がありましたが、日本に帰れないかもと焦りだしました。タクシーじゃなくて、バスを使おうかと、ちょっと近くを歩いてみましたが、乗り場も路線もさっぱりわかりません。

再び元の場所に戻って、どうしたものかと途方に暮れていた時、タクシーが近くに停まりました。もしや、今回も乗れないのではと不安がよぎりましたが、駆け寄って、乗れるか、身振り手振りで聞いたところ、乗せてもらえました。タクシーの運転手さんは、怖いおじさんに見えましたが、これで日本に帰れるとホッとしました。走り出してしばらくしてから、いろいろ話しかけられ、俺の息子は日本が好きだとか、日本食はおいしいとか、味噌汁は作れるか?と聞かれたり。出張中、私が一番会話したネイティブの人は、そのタクシーの運転手さんだったんじゃないかと思います。

ちょっと前までは泣きそうだったのに(といっても泣いてもどうにもならないので泣けないですが)、よくわからないけど、タクシーが拾えて、楽しく会話できて、無事に空港まで着いて、助かりました。

いざという時のために、日頃からできるだけ人任せにしないのと、日本で困っている外国の方を見かけたら、少しでもお手伝いができたらいいなと思います。