すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『すべては「好き嫌い」から始まる』

そこそこ厚みがあるし、難しいかなと思ったのですが、面白かったです。内容をすべて理解したわけではないですけど、堅苦しくなくて、途中何度も「ぷっ」と笑いながら読みました。それでも、まじめな話、ただ私の「好き嫌い」なだけなのに、「良し悪し」にすりかえて、あれはイイ、これはダメとか、自分とは違う考えに対してイラっとしてしまったり、「良し悪し族」になってしまっているなと反省しました。ただの「好き嫌い」の話なら、人それぞれ違ってあたりまえ、イライラする必要もありません。また、本書の中で私が一番いいなと思ったのは、「みんなちがって、みんなダメ」というもの(金子みすゞの「みんなちがって、みんないい」の裏を返したものですが)。

余人をもって代えがたいスゴイ人ほど、自分のダメなところ、弱いところを自覚している。自分の強みはあくまでも条件つきの強みであり、全面的に優れているわけでは決してないことをよくわかっている。世の中にはいろいろな得手不得手の人がいて、相互補完的な関係が仕事と社会を成り立たせているという認識を持っている。だから他者にも威張らない、威張る気にもならないという成り行きである。

好き嫌いというほどではないのですが、運動音痴の私は、スポーツをやるのは嫌い(健康のために意識的に歩いたり、階段を使うのは嫌いではありません)、スポーツを見るのは嫌いじゃないけど、好きでもなく、オリンピックもニュースでハイライトシーンを見る程度。自分で非国民じゃないかと思ったりもするのですが、見ない理由の1つは、見るのが怖いんです。とはいえ、箱根駅伝だけは別で、テレビで見るのですが、以前、その中継での、とある選手のインタビューの話が忘れられません。前の年にも、その選手のおばあちゃんが沿道に応援に来てくれたのだけど、おばあちゃんは怖くて、ずっと下を向いたままだったそうです。だから、今年はおばあちゃんが下を向いている時間が少しでも短くなるように速く走りますとの内容でした。そのおばあちゃんと私では、怖くて見れないの次元がまったく違いますが、応援も人それぞれだと思います。