阿部絢子さんの本です。ヨーロッパの各国にホームステイをされ、エコな暮らしを心がけておられるので、興味があり、手に取りました。本書でも「シンプル」だけでなく、「エコ」の観点でも書かれており、私も少しずつ実践できたらと思います。
1回の洗濯で水をどのぐらい使うか?私は分かっていません。取扱説明書を読んでみたけれど、よく分かりません…。著者の洗濯機では、1回につき159Lの水を使っているそう。そして、日本での水使用量は、2009年の値で、ひとり1日に296Lとのこと。一方、世界の水使用量の平均は、ひとり1日に50L。あくまで平均値なので、日本よりもっと水を使用している国もあるでしょう。それでも、1日におよそ300Lとは少なくはないでしょう。(でも、1995年の値では352Lなので、今後も節水が進むのではと期待!)お風呂の残り湯や、シャワーからお湯が出るまで流していただけの水をトイレに使うというのは、1月中旬ぐらいから始めましたが、今のところ続いています。家では節水を気を付けているけど、外でも出来ているかというと怪しいです。
トイレと水といえば、先日、テレビで見たトイレの芳香剤。香り付きのエッセンシャルオイルで、トイレ使用前に水面にスプレーするだけの優れもののようですが、水面に泡がけっこうできていて、液はねも防げてよいのでしょうが、排水処理の観点からするとどうなのかなぁと思ってしまいました。本書でも、洗剤の使用量について記載があり、きれいに保つことは良いことだとは思いますが、目先のこと、自分のことしか考えていないかもと考えさせられました。
また、本書を読んで、もっとモノを減らしたい気分になりました。