すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『七里ヶ浜の姉妹』

去年、図書館で『金曜日の本屋さん』に出会って以来、名取佐和子さんのファンになりました。再び著者の作品が読めて嬉しいです。

 

姉は5歳、妹は3歳の時にママは病気で亡くなりました。父と娘2人。幼かった娘たちが大人になるまでの20年間。彼女たちが迷った時、彼女たちの前に現れて背中を押してくれたのは、オッドアイの白猫とその相棒のマキちゃん。

はじめのシーンは、まだ七里ヶ浜に引っ越してきて間もないころで、娘2人は保育園児。母の日のためのお母さんの絵が描けません。パパがうっかりなくしたため、ママの写真も残っていないのです。その頃、家族でよくやっていたゲーム、コロママゲームは、あの頃 ママが何をしていたか?と想像するゲームで、そのゲームの中では、ママは白鳥だったり、宇宙飛行士だったり、親指姫だったり。だからその絵を描いたら、クラスの女の子からは、ふざけてると言われてしまって…。

家族、友人、ご近所さん。みんな大切だなぁと優しい気持ちになりました。私は、兄が一人で、子供の頃は、お姉ちゃんがほしかったなぁとよく思っていました。同性のきょうだいというのは、比較されやすくて、いいことばかりじゃないかもしれないけれど、それでも憧れます。特に大人になってからの方が、より一層きょうだいっていいなと思えるんじゃないかと勝手に想像しています。

ちなみに私は海なし県(⇒山梨県)で生まれ育ったので、海を見ると感動するのですが、海を見て育った人にとって、海の存在は違うのだろうなと思います。山に囲まれて育ったので、山が好き…ということもないのですけど、何故かこれまで住んだところは山が近いところが多く、山と縁があるんだわ、なんて思っていましたが、今住んでいるところは山が近くになくて、不思議な感じです。

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