すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『食堂メッシタ』

酒場を意味する「メッシタ」にはカウンターしかない。わずか五坪の店内は、厨房と壁と大きな窓に向いた短いカウンターが四カ所、背もたれのない丸椅子が十脚、食器と調理器具が機能的に収納されたコックピットのような狭い厨房、小ぎれいなトイレ、それがすべてだった。

このメッシタの調理もサービスも、一人で切り盛りしているのが蘇芳満希(すおうまき)。彼女が料理人を志したのは、和食の料理人の父親の影響ではなく、「成り行き」。中学から大学までの私立一貫校に通っていて、漫然と大学に通っていました。しかし、同級生の父親が経営するチェーン店のイタリア料理店で、厨房のバイトを始めたことがきっかけで、彼女の人生が大きく変わります。

厨房のアルバイトから、料理の勉強のためにイタリアの専門学校に留学、その後、日本でイタリアンレストランで働くも、うまくいかず、またイタリアへ渡って修行。食堂メッシタに至るまでが書かれていますが、その道を極めようとしている人は、ただただ もうすごいと思います。きっと、みんながみんな、何かを極めようとしているわけではないし、やりたいことがある、そしてそれに向かって突き進んでいるという人の方が少ないでしょうから、とても憧れます。自分には真似できないけれど、ちょっと頑張ってみようかな、という前向きな気持ちになりました。ちなみに、満希は背が低いので、イタリアだと中学生ぐらいに見られて、小さい子が頑張ってる!と周りから思われます。私も背が低い方なので、小さいのに頑張ってると思われるのかしら…でも、ここは日本だから関係ないか、なんて思ったり。

料理が苦手な私は、たいしたものは作れませんが、もっと食べることを大切にしようと思いました。