すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『ナベちゃんのヨメ』

辻村深月さんの作品です。ナベちゃんとは、大学のコーラス部の同期の男子部員。男子部員より女子部員との方が気が合い、でも、モテたわけではなく、男子扱いされない男子、女友達みたいな男友達といった感じ。大学を卒業して7年。そのナベちゃんが仲間うちで一番はじめに結婚。しかし、ナベちゃんの嫁(正確には結婚相手)がヤバいらしいという噂が…。

まず、ヤバいってどういうこと?と先が気になって、そのヤバい理由がどんどん分かっていくのですが、今度は、なんでナベちゃんはその相手を選んだのか気になって。最後は、深いなぁと思いました。

友達も恋人も一緒にいたい相手だけれど、違いはなんだろう。どっちが大事なのかっていう問いは愚問なのかもしれないけれど、どうなんだろう。お互いに必要として、必要とされる関係は幸せだと思うけど、そこにしか住む世界がなかったら?その世界が壊れてしまったらどうなっちゃうんだろう。でも、幸せって誰が決めるもの?などなど、色々考えてしまいました。

大学を卒業して、もうだいぶ経ちます。研究室の同期はみんな結婚して、ちゃんとお父さんになっていて、なんか不思議な感じです。というよりは、私一人、学生の頃と変わらないまま、心の時計が止まってしまっているのでしょう。体の時計はしっかり進んでいて、健康第一だと思う今日この頃です。

今度のゴールデンウイークは帰省できないけれど、地元の友達に会うと面白いなぁと思うのが、昔話になったときに、お互い覚えているポイントが違うところ。同じ体験をしていても、印象に残るところって人それぞれなんだなぁと思います。そして、自分はしっかり覚えているのに相手は全く覚えていない、もしくはその逆のパターン。あれは不思議です。

ナベちゃんのヨメ (Kindle Single)

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