実家が惣菜店を営み、中学校に入った時点ですでに100kg超え。身長169cm、体重134kg、体脂肪率40%というのが、著者がいちばん太っていた27歳のときの記録だそうです。「そろそろやせなきゃ、一生独身だ!」という切実な思いから、ダイエット開始。それから4年で50kgの減量に成功し、80kg台をキープしているそうです。著者がやせるためにしたことは、
1.毎日の食事を自炊中心にすること。
2.摂取カロリーを消費カロリーよりも少なくすること。
カロリーの高い料理を食べるときは糖質の量を減らしたり、お米をしっかり食べたいときは高カロリーのおかずはとらず、野菜たっぷりのスープや副菜を中心にしたり、ごはんを麦めしや、しらたきごはんにする、量を食べたいときはカロリーが低い料理で組み立てるなど、トレードオフを考慮して献立を選ぶようにしたそうです。そうなると、外食は難しい、もしくはお金がかかりますから、自炊中心になります。本書では、ダイエットレシピが紹介されていますが、毎日の自炊が大変にならないように、できるだけラクな作り方を工夫されています。
自炊は外食に比べて手間暇がかかりますが、自分で何を食べるかコントロールできますし、自分で作る分、食べすぎも防げそうな気がします。
著者がダイエットを続けられた理由として、
1.もともと太っていて、しぼれる脂肪がたくさんあった。
2.やせたらやりたいことを、いつもイメージしていた。
3.自炊をして浮いたお金でほしいものを買うことをごほうびにしていた。
4.がまんするのをやめた
と書いてあり、私は3つめがいいなと思いました。現在、テレワークで3食ともに自炊生活でして、社員食堂に比べると質素な食事ですが、食費が浮いているのは嬉しいです。