すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『本業はオタクです。』

本書のテーマは「お仕事」と「推し事」の両立。ワークライフバランスってよく聞くけれど、実際のところ、いかがでしょうか。オタクとまではいかなくとも、趣味があることはいいことだと思います。私自身、今の趣味はなんだろう…?むかしから、趣味を聞かれると困るんですよね。

 

ところで、好きなことを仕事にしたいですか?それとも、好きなことと仕事は別でしょうか?本書では、仕事とシュミを切り替えているオタク女子と、仕事でもシュミを強みにしているオタク女子のそれぞれの方々のインタビューが載っています。平日と休日の過ごしかたとか、仕事がオタ活に役立ったこと、逆にオタ活が仕事で役立ったことなども紹介されています。本書を知ったきっかけは、以前読んだ『働くわたし』の中にあったからなのですが、オタクに限らず、いろいろな仕事や仕事とプライベートの両立について知るのによいと思います。

実は自分の身近にもいるのかもしれませんが、オタ活のために、仕事を計画的に進めたり、信頼関係を築いていたりと、オタク女子って仕事できる人じゃないか!と感動しました。

本書では、お仕事のプロ、西尾理子先生のお話もあり、とても参考になりました。たとえば、「キャリア」の語源は「わだち」であり、すべての人がここまでの働き方を通じて刻んできた痕跡であって、誰もが持っているので、私にはキャリアがないとか、キャリアにアップもダウンもないとのこと。そして、やりたいことが見つからないという悩みに対しての回答が素敵だなと思ったので、一部抜粋でご紹介。

やりたいことは探せば必ず見つかるというものではなく、やるべきことをやっていく中で見えてくる時もあります。出会いにたとえると、友達になれる人を探すのではなくて、たまたま出会った人と友達になる、というものに近いかもしれません。目の前の仕事に一生懸命取り組むことで、「もっとこうしたい」「こういう仕事は嫌だな(=別のことがしたいな)」という思いが出てきた時、それを第三者に話してみるのも、やりたいこと発見の第一歩になるはずです。