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本棚:『いま君に伝えたいお金の話』

著者は村上世彰さん。あの村上さん?と思いつつ、よく覚えていないというか、よくわかっていなかった私。今でもそうなのですが、お金の世界は私にはわからない話で、関わらない方がいい、知らない方がいいというのが無意識にあったのかもしれません。

 

本書は、子供向け(中高生ぐらい)に書かれたお金の話ではありますが、その分、わかりやすく、私みたいなお金についての知識が乏しい大人にも、十分参考になる話だと思います。お金は道具であって、包丁や車のように、うまく使えば役に立つけど、時に凶器となることもあり、いかにうまく使えるかが大事だと思いました。そして、サンマの例があったのですが、魚や野菜など、豊作の年はいいものが安く手に入るのに、不作の年だと、貧弱なものなのに値段は高くなるということ。野菜などの場合は分かりやすいですが、なぜか値段が高ければいいものという思い込みがあって、ちゃんと自分のものさしでものを見られているだろうかと思いました。

日本ではお金をため込んでいる人が多くて、お金がうまく循環していないということ。人間の体でいうと、血液がうまく循環していない状態。私も上手くお金を回せていないので、これからはお金を回せればなあと思いました。特に、自分が望むより良い社会となるための活動をしているところにお金を回せたらと思います。具体的にお金を増やす方法が書かれているわけではありませんが、お金との付き合い方について、土台となる考え方が書かれているように思いました。

最後に、やはり借金はしたくないなと思いました。私自身は大学に進学する際、奨学金は受けず、親が全て払ってくれましたから、とてもありがたいことだと思います(何度か授業料免除申請をして、免除してもらったことはあります)。学資保険も父が嫌がってやっていなかったので、進学時に少しでも足しになればと、中学の頃から、毎月、母からおこづかいをもらったら、一部を渡して貯金してもらっていましたが、その貯金は自分で好きなように使いなさいと言われました。ローンを抱えたまま社会人をスタートするのは大変だと思うし、さらに今まで投資の経験がない中で、社会人になっていきなり投資をするのもやはりハードルがあります。子供のうちからお金に慣れ親しんでおくことは大事だなと思いました。