すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『今日もていねいに。』

この本は会社の友人が薦めて貸してくれた本です。『レインツリーの国』を読んで以来、本屋さんでの待ち合わせが理想ですが、好きな本で語り合えるのはなんとも幸せなことでしょう。

 

歳を重ねるごとに、1年があっという間に過ぎて、変わり映えのない毎日になりがちです。ここ1年で変わったことがあるかというと、節電を意識するようになったこと。そして、ここ最近だと、テレビをあまり見なくなったこと、投資をはじめたこと。節電は去年の台風による停電体験により、できるだけ電気の依存度を下げたいと思うようになったから。そして、テレビと投資は、コロナとそれにともなう外出自粛中に読んだ本の影響から。たとえ大きな出来事がなくても、いつも同じ毎日ではなくて、よりよく変わっていけたらいいなと思います。

本書の中に「一日一回さわる」とあります。モノは多くはないと思うけれど、全然さわっていないものが結構あるように思います。それでも、もともと八百万の神の考え方が好きで、『愛のエネルギー家事』を読んでから、1つ加わったルーティーンがあります。それは、退社するとき、デスクに少しだけ触れて、忘れ物がないか確認しながら「また明日よろしくね」と心の中で言い、ロッカーで着替え終えてロッカーの扉を閉める際、ロッカーに触れて「また明日」と心の中で言うこと。事故に遭ったり、突然体調を崩したりすることなく、明日もちゃんと出社できるような気がするのです。

本書を読んで、いろいろなことを思い出しました。高校の頃、担任が「自分は世の中を変えることはできないけれど、教え子たちを通して、世の中を良くしていくことができると信じている」と言ったこと。人と人が出会えば、何らかの影響を受けたり、与えたりしますから、大層なことはできないけれど、良いものを与えられればいいなと思います。そして、実践ビジネス英語の中であった I have never met a man so ignorant that I couldn't learn something from him. (Galileo Galilei) を思い出したり。

また、宇野千代さんの言葉「人間とは動く動物である。生きるとは動くことである。生きている限り毎日、体を動かさなければならない。心を動かさなければならない。」を思い出しました。とくに、心を動かしているだろうか?と。五感の中でも、嗅覚、触覚が疎かになっているなと思いました。

毎日をていねいに暮らすのは難しく思えてしまいますが、なにより時間と心のゆとりがあることが大事だと思います。また、新しいことにチャレンジするには、モノが少なくて、身軽な方がいいでしょう。そして何より難しいのは、ずっとその気持ちを維持することだと思います。そのためには、たとえば読書など、刺激を受ける機会がコンスタントにあることが必要で、結局、時間と心のゆとりがあるというところにもどるように思います。

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