すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『婚活食堂』

山口恵以子さんの「食堂のおばちゃん」シリーズに続き、こちらも気になって手を出しました。おでん屋「めぐみ食堂」の女将である恵は、かつては人気占い師でした。しかし、ある出来事がきっかけで、人気も力も失ってしまいます。素人で始めた おでん屋も10年経ち、常連客もいます。常連客の中には結婚相談所に登録し、婚活に励むも、なかなか良縁に巡り合えない美人の女性だったり、夫と死別後、女手一つで育てた娘の婚活に悩む女性もいて…。

 

結婚相談所で知り合った男性がとても良い人だったのですが、腋臭がひどくて耐えられなかったと ある女性客が話す場面があるのですが、そのとき、常連の一人が「他人は注意しにくくて、本人に不利な欠点があるんなら、親が注意してやるべきですよ。そのための親子なんですから」と言います。親と一緒だと、服装なり髪型なり、変だったら何か言われますし、餃子とか食べてきたら「臭い」って もれなく言われますので、一人暮らしの場合は、自分で気を付けないとなとよく思います(特に臭いに関しては)。その一方で、親から見たら、我が子は可愛すぎて、客観的に判断できない場合(本人が悪いのではなく、周りが悪い…となってしまったり)もあるんじゃないかなと思って、難しいなと思いました。

結婚してうまくいかなかったら、別れて再びやり直せばいいとは思うものの、できるだけ失敗はしたくないもの。では、どうやって相手を見極めたらいいのでしょう。本書では、恵がお客さんの婚活に一肌脱ぎますが、めぐみ食堂はどこにでもあるわけではないですし。恋愛に限らず、誰かに傾倒しているときは、周りの意見や忠告は聞き入れずらいでしょうが、長年の友人の意見などは大事にしないといけないのでしょうね。