すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『午前0時のラジオ局』

鴨川優が勤務するローカル放送局はラジオとテレビの兼営局、いわゆるラテ局。優は入社2年目にしてラジオ局勤務の辞令が出され、月曜から金曜まで帯の深夜バラエティを担当することになります。番組名は「ミッドナイト☆レディオステーション」。今日と明日の境目、午前零時から三時までの番組です。ラジオ局舎は昭和初期に建てられた銀行の建物で、レンガ造りの洋館。そして、ここには向こうの世界の人たちもやってくるようで…。

 

去年の台風で停電になった時、ラジオがあればなぁと思ったことを思い出しました。スマホで情報収集はできますが、いつ電気が復旧するか分からない中、電池の残量を気にしながらですから、いつものようには使えません。その後、ラジオは必要だわ!と思って購入し、今はラジオ体操を聞くぐらいですが、ラジオがあるというのは、もしもの時を思うと安心です。

夏といえば、怪談話でしょうか。私は大の苦手で、お化け屋敷も学園祭でやってるのに行った程度。地元山梨だと富士急ハイランドが有名ですが、絶対無理。子どもの頃は、怖い話を聞くと、しばらくはその話が頭から離れなくて困りました。また、夜中の変な時間に目が覚めると怖かったです。

本書の「ミッドナイト☆レディオステーション」は午前0時から3時の番組。子どもの頃だったら、目が覚めちゃったら怖い時間です。普段だったら、夢の中の時間なわけですが、夢の中でしか会えない人もいます。母方の祖父が亡くなって、10年以上経ちますが、たまに夢の中に出てきます。夢の中では、私はまだ大学生だったり、子どもだったり。

子どもの頃は怖かった幽霊の話。大人になった今はそれほど怖くないのは、子どもの頃みたいに話題にのぼることもないし、そういうコンテンツに触れなければ、まったく接触することがないのと、生きている人間の方が怖いと思ったり…。そして、たとえ幽霊でも会いたい人が増えていくからかもしれません。