すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『大量廃棄社会 アパレルとコンビニの不都合な真実』

まず最初のページにあるのが、節分の翌日に食品リサイクル会社に集められた恵方巻きの写真で、なんとも言えない気分になります。でも、この感覚を多くの人に知って欲しい、ぜひ本書を読んで欲しいと思います(きっと図書館にあるので)。

 

ケチな私は、モノの値段が安いほど嬉しいですが、その安いモノの裏で、誰かが泣いているかもしれないということまで頭が回っていませんでした。何でも安ければいいのではなく、ちゃんと適正な価格で買うのが大事だなと思いました。以前読んだ『99歳ちりつもばあちゃんの幸せになるふりかけ』の中にあった「お金はなあ、誰かの命をけずって、まわってきたもんやねん。そやし、あたしは、人さんが命けずってこしらえたもんや、育てたもんにそれ相当のお金をはらいたいし、人さんが命けずって稼いだお金をだいじに受け取りたい。」を思い出しました。

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本書は服と食品の話がメインで、できるだけゴミを出さずに暮らしたい私としては、冒頭の恵方巻きのような食品ロスは特に嫌なのですが、自分のこと(自分の家の中)しか考えていなかったなと反省しました。というのも、スーパーなどで売り切れのものがあったりすると、なんでないの?品揃え悪いんじゃない?と思ってしまいますが、いつでも買えるようにすると、過剰に在庫を抱えることとなり、結果として廃棄される量が増えることになりかねません。そして、廃棄するのにもコストがかかります。欲しいものが売り切れていたら、他のもので代用したり、おそらくなくてもなんとかなるし、人気があったのね、完売して良かったね、と思えるぐらいになりたいものです。本書では、捨てないパン屋として広島の「ドリアン」が紹介されていますが、以前読んだ『パンのペリカンのはなし』でも、その日に作ったものはその日のうちになるべく全部売って、余らせるぐらいだったら作らない、ということが書いてあり、感銘を受けたはずなのに、すっかり忘れていました。

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ケチな私は、スーパーで賞味期限が近くて値引きシールが付いているものは喜んで買うのですが、シールがないと、ついつい奥のものを取ってしまいます。一方、私の友人は、ふだんから賞味期限の近いものを買うようにしていて、さすがだなあと。少なくとも、すぐ食べるものについては、賞味期限が近いものを買おうと思うのですが、今までの習性でついつい…。ダメですね。

3Rのうち、一番大事なのが最初のReduceのはずですが、どうも日本ではRecycleに重点が置かれている感じが強く、どうにかならないものかと思うのですが、衣類のリサイクル会社の社長の言葉で「リサイクル業界は縮小均衡でいい」とあり、そうだよね、そうだよね、と頷きながら読みました。