すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『あしたの、のぞみ』

森下えみこさんの作品です。主人公は丸井のぞみ、30代 会社員。最近 仕事も人生も疲れ気味。そして、ひとり暮らしの部屋には、モノがいっぱい…。そんな のぞみが一歩ずつ、前進していきます。

 

はじめの方は片づけの話がメインですが、第18話の「落ち込んだあと」がいいなと思いました。落ち込んで暗いことを考えてしまったら、最後にイイ感じのナレーションをつけるというもの。「彼女はこの先に幸せがあることにまだ気づいていない」とか。たしかに映画とかでも、途中がしんどくても最後がよければ、ハッピーです。以前読んだ『「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!』の中にあった、時間は未来から現在、過去へと向かって流れている、という考え方を思い出しました。いま落ち込むことがあったとしても、それを乗り越えて、より良い未来を迎えるための1つのエピソードぐらいに考えられたら、しめたものでしょうか。

そして最後の第19話の「楽しい帰り道」では、花を買って帰ります。部屋に花を飾るって、ものすごく憧れです。花をめでる心と余裕がないとできないと思いますし、人に贈るだけではなく、自分のために買うって素敵です。

ところで、「のぞみ」と聞くと必ず思い出す話があります。もう何年も前のことですが、テレビである芸能人(誰かは忘れてしまいました)がされてたお話です。新幹線「のぞみ」がまだできたばかりの頃。地方の仕事で帰りが遅くなった時、お店の人に「”ひかり”はもうないですよね?」と聞くと、「”ひかり”はないですが、”のぞみ”はあります」との返答。ただ、その芸能人の方、新幹線のぞみを知りませんでした。ですので、"ひかり"が走ってないのに望みがある??と理解不能。もう一度、「"ひかり"はないんですよね?」と聞くと、「はい、"ひかり"はないですが、"のぞみ"はあります」と。困ることもあるけれど、言葉っておもしろいなぁと。