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本棚:『あなたの才能があなたを苦しめる』

才能になぜ苦しめられるようになるかというと、才能があればあるほど嫉妬されて周囲から攻撃され、足を引っ張られるから。

才能を発揮しようとすると、周囲から足を引っ張られる、ということを何度も繰り返しているうちに、「自分の才能によって苦しめられている」と、自分の才能を嫌うようになってしまうのです。

 図書館の新着図書コーナーにあった本です。嫉妬って本当に厄介なものですね。アンガーマネジメントのように、怒りと同様に自分が抱いてしまう嫉妬に対しては、うまくマネジメントしてあげれば、成長へつなげることもできると思います。しかし、他人から受ける嫉妬に対しては、他人を変えることはできませんから難しい話です。よく他人と比べるのは良くないと言っても、無意識に他人と比べてしまい、嫉妬を抱くのは普通のことだと思います。

著者がかつて礼儀知らずの後輩に激怒して、厳しく指導したというエピソードがありますが、怒ってしまった本当の原因は礼儀知らずだったことよりも、実は他の同僚から楽しそうに声をかけられて尊敬されているふうだったから、嫉妬の発作が起きたそう。私自身、歳を取ってきて、最近の若い子は…なんて思うことがありますが、相手がこのままだと困るからというのは建前で、嫉妬ですね…。若さは強烈な嫉妬の対象だと思います。なお、「あなたのためを思って言っている」というのも「うそ」だと書いてあります。言っている本人には嘘をついている自覚や悪気はないこともあるので、厄介ではありますが。また、嫉妬の発作は動物的な発作のため、どんなに大切に思っている子どもに対しても、親が嫉妬の発作を起こしてしまうこともあるそうです。

さて、嫉妬の発作が起こる条件ですが、「自分よりも優れた才能を持っているのに、自分より立場が下(謙虚)」だそうです。そのため、驕ってはいけない、謙虚が美徳という一般的なイメージがありますが、才能をちゃんと認めたほうが、実は足を引っ張られないそうです。私がドラゴンボールの中で一番好きなのがベジータでして、プライドが高い人は苦手なのですが、あそこまで徹底しているとむしろ気持ちいい!清々しい!と思いまして(笑)、そんな感じかな?と思ったり。

本書で面白いと思ったのが、「嫉妬の原因は菌」説。嫉妬の攻撃を感じない国ほど、衛生面にちょっと問題があるかも、という特徴があるそうです。むかしは、イライラする原因がカルシウム不足と言われていたこともありますが…、真偽のほどはさておき、嫉妬の発作を起こしている人を見たら「菌が足りてないのね!」と思うようになり、無意識のうちに嫉妬してくる人を許すようになれるそう。