すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『オムツをはいた猫』

生後1年ぐらいで事故で背骨と後ろ足を骨折してしまった「ネコさん」。一命はとりとめたものの、背骨を損傷したことにより、排泄は自分でできません。そこでオムツのお世話になることに。強制的に排泄してやらないと、ほとんどの場合、膀胱炎などを起こして長生きができませんから、朝、昼、夕方、そして寝る前と一日数回この作業を続けることとなりました。その大変さに負けそうになったこともあったそうですが、家族や地元の人などに励まされ、ネコさんは16年余りを生きました。 

 

動物と人間との物語は、以前は動物番組で見ましたが、最近はテレビ自体をあまり見なくなってしまったので、久々にほろりとしました。今まで犬や猫などと暮らしたことはなく、どうせわが家では飼えないと なぜか物分かりがよかったようで、犬や猫を飼いたいと親にねだった記憶はありません。父も母も、子どものころに犬を飼っていたそうですが、母は犬が亡くなってしまったときに、とても悲しかったから、同じ悲しみを味わうのは嫌だと言ってたのが、妙に頭に残っています。ペットロスというものがあるように、ペットが亡くなってしまった時のことを思うと、飼わない方がいいという考え方もあるかもしれませんが、いきものは例外なく死亡率100%ですから、生死と向き合うことによって命の大切さを学ぶというのもあるのだろうなと本書を読んで思いました。

以前通っていた英会話教室で、ネコ好きのインストラクターとは、small talkはたいてい猫の話で盛り上がっていました。その先生、はじめは猫を飼っていなかったのですが、保護猫を譲り受け、猫と暮らすようになってからは、自分も妻も考え方がポジティブになったと言ってました。そして、早く猫と暮らすべきだと何度言われたことでしょう。やっぱり、わたしも猫さんと暮らしたいな。ちなみに本書で猫の名前が「ネコさん」である由来も書かれていますが、なんか微笑ましいです。