すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『図書室のバシラドール』

シリーズ3作品目です。高校の図書室の司書をしている詩織は、無資格のいわゆる「なんちゃって司書」ではなく、司書の資格を取ろうと通信制の大学で勉強を始めました。普段はひとりでの勉強ですが、スクーリングではクラスメイトもできます。仕事をしながらの勉強ですから、とても大変だと思いますが、何かを学ぶっていいな、ご学友がいるっていいなと読んでいて思いました。

 

司書の資格を取るためには、図書館実習というものもあります。詩織の図書館実習初日。見事な銀髪のオールバックの年配の男性が『クララ白書』や『アグネス白書』、『なぎさボーイ』や『多恵子ガール』といった氷室冴子コバルト文庫を何冊も借りていきます。気になって仕方がありませんが、貸出情報は利用者のプライバシーですから、聞くことはできません。どうして氷室冴子の本を何冊も借りていったのか?その答えは、はっきりとは書いてありませんが、あとの方で答えが想像できます。

私が小学生の頃は、それこそ『耳をすませば』のように貸出カードが本に挟まれていた時代。誰が借りていたかバレバレだったわけで、本シリーズで貸出情報がプライバシーだと知ったぐらいです。

さて、文化祭でビブリオバトルというものをやります。バトラー(発表者)は5分間で本の紹介をした後、参加者全員でその発表に関するディスカッションをし、全ての発表終了後に「どの本が一番読みたくなったか?」を基準に投票し、最多票を集めたものを「チャンプ本」とするそうです。

ビブリオバトルのところで、たくさんの本が出てきますから、また読みたい本が増えてしまいました。私の場合、読んだ本のことを、このブログに書いていますが、ブログを始める前は、感動したことがあっても、自分の中に抱えたまま。徐々に感動も薄れます。自分で感じたことを誰かと共有できるというのはいいなあと思いました。

最後のお話では「メディアリテラシー」が1つのテーマとなっています。今年、自粛警察という言葉をよく聞きましたが、事情を把握せず、偏った見方をしていることが多々あるので、ときどき「これって私も自粛警察?」と自問します。