すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『みるみる部屋が片付きました』

著者は小さくてかわいいものをコレクションするのが大好き。きっかけは4才の頃に出会ったシルバニアファミリーだそう。ちなみにお父さんは食玩好き、お母さんは新撰組オタクで読書家、お姉さんはヴィジュアル系バンドの追っかけで洋服作りが好きという、一家全員なにかのオタクだそうです。

 

さて、大学であこがれの一人暮らしを始め、理想の部屋を目指して頑張り、部屋に呼んだ友達からも部屋を可愛くしていると好評。が、しかし、どんどん増えるコレクション。片づけ本を読むも、大好きなコレクションは捨てられず…。久々に来た友達の第一声は「うわっ ものが多い!!!」

片づける = ものを捨てる、という感じがあって、コレクター癖のある方には辛いかと思います。著者も同じだったのですが、友達から「好きなものを減らさなくても、好きなもの以外を片づけていけばいいんじゃない?」といわれます。しかし、自分の部屋に嫌いなものなんてないと思う著者。それに対して友達は、自分の部屋に何があるか、あまりわかっていないから、何もかも大事な気がして、何も捨てられないんじゃない?と。

ものが多いと大変ではありますが、まずは自分が持っているものを把握するって大事だなと思いました。ちなみに、いきなり好きなモノの見極めはハードルが高いので、著者は思い入れのない実用品から片づけを始めました。

せっかくのコレクション。見せる量を減らすだけで、余白のおかげでひとつひとつが引き立つということを理解する場面があるのですが、『断捨離アンになろう!』にあった「見せる収納は10%」を思い出しました。

また、分かるなぁ~と思ったのが、全〇種類とかあると、ついコンプリートしたくなるということ(うまくマーケティングに踊らされているということでしょうか)。でも、ファンだからこれを持っていなければならないとか、グッズは全種類そろえるべきといった、「~ねばならない」「~べき」という義務はないはず。他人にとっていいものが、自分にとってもいいものとは限らないですし。また、私の場合、数年前より読書量は増えましたが、蔵書数は減っていて、読書量と蔵書数は比例していません。

本当に好きなものを見極めると、厳選されたものたちが、より輝くのでしょう。