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本棚:『「脱使い捨て」でいこう!』

「アース・オーバーシュート・デー(地球の使いすぎが決定した日)」というのをご存知でしょうか?これは、毎年、人類による自然資源の消費が、地球が持つ1年分の資源の再生産量と二酸化炭素吸収量を超えた日として、グローバル・フットプリント・ネットワークが発表しているものだそうです。ちなみに今年のアース・オーバーシュート・デーを調べてみると、8月22日とコロナの影響により前年より3週間遅くなったようです。

 

本書では「脱使い捨て」として、レジ袋を減らす、ペットボトルを減らす、使い捨て品を減らす、過剰包装を減らす、長く使う、修理する、シェアする、などについて、海外や日本での取り組みについて紹介されています。

ペットボトルは分別回収して、リサイクルされてるからエコ!と思われる方もいるかもしれませんが、容器の原料や製造時の資源利用だけでなく、輸送や保温or冷蔵によってもエネルギーを消費しています。飲料水500ml利用において、ペットボトル入り国産ミネラルウォーターを自動販売機で購入して飲む場合のCO2排出量は228g、輸入品だとさらに高くなって339g。一方、冷水機を使用して水道水を飲む場合は8g、浄水した水道水をアルミ水筒に入れて飲む場合は7gという東京大学・平尾研究室による試算が載っています。また、CO2排出量の他にも、「水の公共性」という角度からの問題提起もあるそうです。メーカーは良質な地下水のある土地で大量に水を汲み上げ利益を得ますが、本来、水は大気と同様、人類の共有財産です。そういう視点はなかったので、新たな気づきとなりました。

「使い捨て」とはちょっと違うかな?とも思いますが、食品ロスについても紹介があります。その中で賞味期限についても書かれているのですが、例えば、卵の賞味期限は「夏場に生で食べる」ことを前提に14日間に設定されているそうで、冬場であれば産卵から57日間は生で食べられ、賞味期限が過ぎても加熱調理すれば十分食べられるとあります。

本書のおわりの方にある「一番大事なRは「責任」」というのが、確かにそうだなぁと思いました。Reduce, Reuse, Recycleの3RにさらにRepairやRefuseを加えて5Rと言ったりもしますが、一番大事なのは「責任を持つ(Responsible)」ことだと著者は言っています。『できることから はじめています』の中にあったヨーガンレールさんのお母さんの言葉「自分のものは最後まで責任を持ってあつかうように」を思い出しました。

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