すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『金継ぎの家』

金継ぎの仕事をしている祖母・千絵、ホテルのコンシェルジュとして働いており、現在は単身赴任中の母・結子、そして高校生の真緒。真緒は夏休みに祖母と2人、祖母が子供の頃に過ごした高山へ旅に出ます。はたして祖母が高山に行きたかった理由とは?

 

どんなものも命を削って作られたものなんだなぁと、モノを大切にしようと思いました。陶器と磁器の違いもわからない私ですが、誕生日が2月のため、高校3年の誕生日には、友人から一人暮らしに使えるようにとお皿をもらいました。その時もらったお皿は、かれこれ20年以上経ちますが、いまでも使っています。そして、これからも大切に使いたいと思います。プラスチック容器は軽くて壊れにくくて便利だとは思うけれど、食事の準備をしている時にふと皿が触れ合う音を聞いて、やっぱりいいなあと思いました(大量生産の安い皿ではありますが)。

高校生の真緒は進路に悩んでいますが、祖母の金継ぎの手伝いが楽しく、会社で働くよりもそういうことができたらと思っています。そんな中、祖母との旅行で出会った若い人達から刺激を受けていきます。自分も学生の頃には、自分が働くというイメージが全然できていなくて、あの頃なにか出会いがあったら、今はちょっと違っていたかもしれないな、なんて思いました。

祖母の千絵が、年齢のために簡単には旅行に行けないと思っているのが、やはりそうなんだなあと思いました。親孝行をするなら早いうちにと感じましたし、自分自身も会いたい人、訪れたい場所には、そう思った時にすぐ行動できればなと思いました。