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本棚:『親の介護をしないとダメですか?』

最近お年頃のため、図書館で健康に関する棚もよく見るのですが、その近くに認知症に関するコーナーが設置されており、けっこう気になって見てしまいます。本書もそのコーナーにあった本。いまのところ両親ともに元気ですが、いつ何があるか分からないし、距離は近い方だとは思うけれど、地元を離れて働いているし…。最近、遠距離介護という方法もあると知り、少しはホッとしたけれど、実際のところ、どうなんだろう?もちろん、各家庭の事情や本人の症状によって違うのでしょうが。

 

さて、著者のお父さんは元新聞記者で退職後から次第にボケが始まり、はじめはお母さんが自宅で介護していましたが、現在は特養老人ホームへ。足腰が弱いのと排泄の問題が一番大きく、暴力的な行動や徘徊などはあまり見られないそう。読んでいて、認知症は本当に大変だと思いました。そして、もっとも身近でお世話をして苦労しているお母さんですが、何度か「お父さんがかわいそう」とホームから自宅へ戻そうと考えるのです。自宅へ戻したところで、大変な思いをするのは目に見えているのに…。そういう時には、介護日記をつけているので、著者が読み返すように促し、自宅介護の大変さを再認識してもらうようですが。

「親の介護はプロに任せる」という選択肢。自分たちが24時間の自宅介護で疲弊することなく、元気に働き続けて生活を維持することの方が親孝行だと考えているとのこと。また、親の介護は親のお金でというのも、自分の老後を考えたら、確かにそうだなと思いました。