すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『しゃべれども しゃべれども』

噺家 二ツ目の今昔亭三つ葉である外山達也は、ひょんなことから落語教室を行うことになります。といっても、落語好きが習う落語教室ではなく、生徒は話すことに悩みを抱えた訳ありの4人。そして、当の三つ葉自身もうまく話せなくなってしまい…。

映画化もされているので、ご存知の方も多いでしょうか。恥ずかしながら、落語というと「笑点」ぐらいで、ちゃんと聴きに行きたいなと思いました。

 

今でこそ、仕事で報告する場面がありますから、人前で話すのはそれほど苦ではなくなってきましたが、昔は本当に嫌でした。教室の隅っこでじっとしていたいタイプ。先生にあてられて、みんなの視線が集まろうものなら、カーっとなってしまう…。あの時はああ言えばよかった、なんて後から思うことはしょっちゅうで。台本があればいいのに、なんて思ったことも。

台本と言えば、はじめての発表の機会は、大学3年の時。論文を1報読んで、スライドを作成して発表するという研修がありました。スライドはPowerPointで作ったけど、OHPのシートにも印刷した…というぐらい昔。発表は数分。まだ若かったので記憶力はあったし、原稿を丸暗記して本番に臨みました。…が、途中、原稿が吹っ飛んでしまい、ものすごく焦りました。どのぐらいの間が空いてしまったのか分かりませんが、なんとか思い出して、発表を終えるも、質疑応答はちゃんと答えられず。もう散々な出来でした。

その後、社会人になってからも、「原稿を丸暗記して棒読みしているみたい」とか「報告書の文章はしっかりしているのに(発表はひどい…)」と上司に言われたことも。今では原稿は作らず、何回か練習して、その中で言いまわしを決めていくようにしています。そして、完璧を目指さないことを言い聞かせて。

ほどよい緊張感は良いのですが、「緊張」って本当に厄介ですね。ピアノの発表会で、前の方がものすごく緊張しているのがわかって、私だけじゃないんだと緊張が解けたこともありますが、急に緊張してくることもあれば、ちょっとしたきっかけで緊張がとれたり。

一方、仕事の話はできるけど、雑談が苦手という方もいらっしゃるかと思います。学生の頃は、まわりは自分と同じぐらいの年齢の人ばかりだったのが、会社に入って、自分の親ぐらいの年齢の方も多く(ほぼ全員男性)、何を話していいか、さっぱり分かりませんでした。無難に天気の話をする、ということも思いつかなかった…。

話すことって簡単じゃないですね。