すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『猫はあくびで未来を描く』

本書は『ねこ新聞』の167号から238号に寄稿された著名人100名ほどの中から選んだ39名のエッセイが載っています。作家の方が多いですが、女優の小林聡美さんや黒木瞳さんのエッセイもあります。ちなみに『ねこ新聞』監修のエッセイ集は、他に『猫は迷探偵』『猫は音楽を奏でる』があるようです。わたしが『ねこ新聞』を知ったのは、以前読んだ森村誠一さんの『ねこの証明』ででして、いろんな方が寄稿しているんだなと今回知りました。やはり、猫好きは多いのですね。そういえば、もうすぐ猫の日だ!

 

本書で、あぁ、たまらない!と思ったのが、立原透耶さんの「我が愛しの王子」。王子はラグドールの男の子だそうですが、とにかく賢くて愛らしいよう。例えば、熱を出して寝込んで、何も食べていなかった時のこと。王子は口いっぱいにキャットフードをくわえてきて、ザラザラッと枕元に吐き出し、著者の口元にぐいぐいと押しつけたそう。とはいえ、さすがに食べられないので、お礼だけ言ったところ、王子はしばし考え込むしぐさをしたあと、今度は必死に猫缶を運び込もうとしていたとのこと!いやぁ、もう、こういう話はたまらないです。

以前、ボランティアの方から聞いた話ですが、その方のご実家は乾物屋だったそうで、飼い猫が亡くなってしまった時、ネズミ対策で困ったそう。そこで、同じ商店街のお店(八百屋さんだったような…)の飼い猫を借りてきたそうなのですが…。借りてきた猫は、じっと部屋の隅にいて、ネズミ捕りはせず、「借りてきた猫とは、こういうことかと思ったよ」と。いきなり別の家に連れてこられて、いきなり仕事をしろって言われてもねぇ~なんて思ってしまいました。

猫を飼えなくとも、いまは動画で好きなだけ猫を見れますが(本物にはかなわないけど)、話を聞いて、想像するだけでも、なかなか楽しくて、にやにやしてしまいます。

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