すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『木暮荘物語』

木造二階建ての木暮荘。最寄り駅は小田急線の世田谷代田駅。駅に近くて家賃は安いけれど、プライバシーや防犯の面では心配になるボロアパート。この木暮荘に暮らす住人たちと、住人と関りのある人たちの物語です。

 

私が今住んでいるアパートの前の前に住んでいたところは、よく言えば古き良き昭和のかおりが漂う団地みたいなところ。会社の寮だったわけで、女性は少ないので、社宅みたいな広さを一人で使えていたわけですが…。隙間が多い分、カビの心配はなかったけれど、虫はよく出ましたし、線路が近かったので、電車が通るたびに揺れるし、テレビの音が聞こえなくなるし。電話中に電車が通ると、電話の相手にも聞こえるので、恥ずかしかったことも何度か。

その後、転勤により引っ越したアパートは、入居当時で築10年以上は経っていたと思いますが、それ以前に比べたら格段に新しくて、嬉しかったです。1Kで狭くなったわけですが、狭くても新しい方がいい!と強く思いました。なので、木暮荘はちょっと…と思いますが、なんと入居者3名のうち(さらに大家さん+大家さんの飼い犬も住んでいますが)、2名が若い女性だなんて…。

ところで、集合住宅だとお隣さんも間取りが同じということは多いでしょう。でも、持っている家具などは違うから、同じ間取りでも違う部屋になっているはずで、どんな感じなのかな?とちょっと気になります。同じ建物の中に、他人が住んでいて、それぞれの生活があるって、なんか不思議だなぁ~とたまに思います。そこにはきっと、可笑しくも愛すべき生活があるのでしょう。

 

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