すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『プリティが多すぎる』

新見佳孝は老舗の出版社「千石社」に入社し、誰もが知る週刊誌の現場で、裏方ながらも働けて、晴れがましかった。そして、いずれは文芸の編集者に。…のはずが、2年後の配置転換での異動先は、ローティーン向けの月刊誌「ピピン」。リボンやら、ふわふわやら、ポーチやら、ミニタオルやら…。

 

ピピン」の対象は中学生女子なのですが、自分のその頃といえば「りぼん」や「ちゃお」を買っていました。その時は気にもしませんでしたが、よく考えてみれば、大人が本気で子ども向けの雑誌を作っていたんだなぁと。その中には、佳孝のように男性もいたかもしれないなと思ったり。そして本書では、モデルの子たちも出てきますが、華やかで羨ましいなと思うけど、まだ中学生ぐらいで、常に人気に左右され…というのは大変だなと思いました。そういえば、私が「りぼん」とか「ちゃお」を買っていた頃、榎本加奈子さんがモデルとして載っていて、当時はドラマにも出ていたので、すごい!と思ってのを覚えています。

会社員である以上、自分が望む仕事がいつもできるとは限りませんが、あとから振り返ってみれば、嫌な仕事や職場でも、いろいろ学びがあって、その後のよい出来事につながっているかもしれないなと思いました。そう考えると、時間の流れは、過去から未来ではなく、未来から過去なのかもしれないと。

 

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