すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『週末介護』

お兄さん、お姉さん、お姉さんの息子たちと著者での、5年間のお父様の介護についてのエッセイ集です。ちょうど本書を読んでいる最中に介護セミナーを受けたこともあって、自分の場合はどうだろうと考えながら読みました。

 

認知症と聞いて頭に浮かぶのが徘徊。今住んでいるところでも地元でも、行方不明者のお知らせはたびたび耳にします。介護セミナーでも聞きましたが、本人には目的や理由があるそうです。例えば、毎週土曜の午後は、喫茶店に行くのが日課だった場合、喫茶店に行こうとして、でも道が分からなくなってしまって、結果として徘徊ということに…。でも、喫茶店に行こうとしていると分かっていれば、「今日はお店お休みだよ」と言うだけで、「あら、そう」と本人は納得されるよう。

そのため、親の生活リズムとか、どんなことが好きなのか、同窓会に参加しているのか、どんな交友関係があるのかなど、ぜひ聞いておいて下さいとセミナーで言われました。認知症になってしまってからでは、聞きたくても聞けないので。

その話を聞いて、以前読んだ実家の片づけについての本を思い出しました。実家の片づけでも、後々大変にならないようにとモノを減らすことに注力するよりも、本人が何を大切にしていたか知っておくことの方が大事とのことでした。

また、介護セミナーでは、褥瘡のために毎週末、実家に帰って布団をきれいにしていた方がおられたそうですが、どこの自治体でも無料から高いところでも800円ぐらいで寝具洗濯のサービスがあると聞きました。知識の有無の差や、早い段階で介護のプロとつながることが質の高い介護につながるんだなと学びました。