すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

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本棚:『ナイルパーチの女子会』

商社に勤めるキャリアウーマンの栄利子。彼女のお気に入りのブログは「おひょうのダメ奥さん日記」。「おひょう」こと翔子も、栄利子と同じ30歳で、どうやら女友達がいないよう。近所に住んでいた2人の出会いは良かったものの…?

 

ナイルパーチは1つの生態系を壊してしまうほどの凶暴性を持つ淡水魚だそうですが、このナイルパーチをネットで調べて、『ナイルパーチの女子会』がBSテレ東でドラマを放映中と知りました。残念ながら、わが家はBS見れないのですが(「世界ネコ歩き」も見れない…)。

友だちはいないよりも、いた方が絶対にいいと思いますが、友だちの数は多ければ偉いとか、人間性が高いなんてことはないんじゃないかな、無理して大人数と付き合うことはないんじゃないかなと思っています。でも、同性の友だちがいるかどうかを気にしているところは、自分にもあるなと思いました。栄利子の考え方を異常だと思う一方で、自分にもそういう面が少なからずあるだろうとも思うので、ゾッとしながら読みました。でも、最後はホッとしましたので、ご一読の際はどうぞ最後まで。

仲良きことは美しきかな、とは思うものの、大人数になると、自分たちのグループのことしか見えず、傍若無人な振る舞いになってしまったり、強くなった気になって、ひとりだったらしないようなことをしてみたり。うーむと思ってしまうのですが、仲間に囲まれているのが羨ましくないかと言ったら嘘になるし。人付き合いについて考えさせられました。

高校は、それまでの知り合いが全然いないところだったので、友だちができるか心配だったし、しばらくは武装していたというか、無理していたように思います。どちらかというと一人でも平気というか、無理してまで誰かと一緒にいたいと思わないタイプだと思うのですが、それでも学生の頃は、春が苦手だったなぁ。

 

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