すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『祝祭と予感』

蜜蜂と遠雷』の登場人物たちの その後もしくはそれ以前のお話です。『蜜蜂と遠雷』はかなりの長編ですが、こちらは短いお話がいくつか。それなのに、彼らのことをますます好きになってしまって、ずるいなぁと思います。

 

亜夜と塵のその後は気になっていたので、それを知れて嬉しかったですが、一番心に残ったのは、作曲家の菱沼と教え子の話。楽譜の読めない私は、ピアノを習っていた頃、新しい曲に移るときは、先生に弾いてもらって、選んでいました。でも、同じ楽譜でも解釈の仕方は人それぞれでしょうし、作った本人も、思い描く音楽を全て楽譜に反映できるわけじゃないんだなと。これは音楽だけに限ったことではなくて、言葉ではうまく伝えきれないもどかしい気持ちは、多くの人が体験しているのではないでしょうか。だから伝えるのを諦める、妥協するのではなく、それでも言葉を尽くして伝えようとする…。難しいけれど、いいなと思います。

ピアノをやめて以来、音楽の乏しい生活をしていますが、音とか色とか香りとか、教室などに通って習うこともいいけれど、日々の暮らしの中で自然と楽しめたらいいなと思います。そのためには、まずは暮らしの中にゆとりを持つことかなぁ?

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