すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『60過ぎたらコンパクトに暮らす』

著者は料理研究家の藤野嘉子さん。旦那さんはフランス料理の料理人、藤野賢治さん。お子さんたちが巣立って、少し余裕が出てきた50代最後のタイミングで旦那さんから提案されたのが、自宅の売却と賃貸物件への住み替え。それにより、家の広さは150m2から65m2と半分以下へ。持ち物もずいぶん処分されたそうですが、3年が経って今はちょうどいいと思う暮らし方ができるようになってきたそうです。

 

最近では、地震や台風などの災害から、あえて賃貸を選ぶという方も多いと聞きましたが、長年住んだ家を手放すとなるとまた話は違うかと…。私の実家も、両親2人暮らしには広すぎると思うものの、親世代で賃貸に住み替えというのは、なかなかハードルが高いというか、そもそも選択肢にあがらないんじゃないかと。私自身は、今の私にあう物件と30年後の私にとってふさわしい物件は違うだろうとか、自宅で生涯を終えられるのはレアケースで、きっと老人ホーム(の類)だろうなとか、日本は人口が減っているんだから、借りられないということはないだろうとか、そんなこんなで賃貸派ではありますが…。

とはいえ、家自体を小さくするのはなかなかハードルが高いですが、お家はそのままでコンパクトに暮らすことは可能でしょう。ミニマリストとかシェアリングエコノミーとか、時代の変化もあるとは思いますが、誰しも歳を取るわけで、若いころのままというわけにはいきません。自然とコンパクトになっていく部分もあるかと思います。でも、40代は…60代は…と一括りで言えるものではなくて、時間の流れは人それぞれです。「シンプルに暮らす」とか、「小さく暮らす」とか、タイトルに50代や60代が入っていることが多くて、そういう本が好きな私は老け過ぎなのかしら?なんて思ってしまうこともあるのですが、わたしはわたし、変わってるんだったと思い直しました。