すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『この嘘がばれないうちに』

コーヒーが冷めないうちに』の続編です。過去に戻れるという喫茶店。しかし、過去に戻るためには、いくつかの面倒臭いルールがあります。その1つが、過去に戻れる席は決まっており、そこには先客がいるので、チャンスは先客が1日に1回トイレに行くために席を離れるときだけ…。その先客というのが半袖の白いワンピースを着た女性。そのワンピースの女の正体が知りたくて、手に取ったのですが、前作の他の登場人物たちのその後も知れて、嬉しかったです。

 

思い出したのは、スペインの古いことわざ「よりよく生きることこそが、運命への最高の復讐」。そして斎藤茂太さんの本の中にあった「忘れることができる人が、人をほっと和ませる」というもの。誰しも辛い経験というのはあると思いますが、それをいつまでも引きずっていては前に進めません。わざわざ不幸になるために生まれてきた人はいないでしょう。「時間を大切にする」というのは、効率的にあれこれこなすことではなく、よりよく生きること、幸せに暮らすことだと思いました。そして、何を幸せに感じるかは人それぞれだと思います。

何としてでも守り通したい嘘というのは、私はまだ経験がありませんが、きっとばれちゃうんだろうなと思いました。それほどの嘘をつきたい相手ですから、自分にとって大切な人で、自分のことをよくわかっている人でしょうから。

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