すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『ののはな通信』

ミッション系の女子高で出会った2人。やがて親友以上の関係になるも離れ、再会し、別れ、時を経て再びつながるものの…。

 

本作品は、「のの」こと野々原茜と「はな」こと牧田はなの2人の手紙やメモのやり取りからなります。出だしは昭和59年。「かい人21面相」とか「どくいりきけん」なんてのも、手紙の中に出てきます。大人になってからのメールのやり取りもありますが、高校の頃は、速達の郵便もあれば、授業中にまわしたメモもあります。今はメールやLINEで簡単に連絡が取りあえますが、学生の頃、ルーズリーフに手紙をよく書いてたなと懐かしくなりました。

そして、友人とのやりとりを一番していたのは大学の頃。アパートではインターネット使える環境にしていなかったから、研究室のパソコンで友達にメールを送っていました(友人は自宅のパソコンからでしたが)。ほぼ毎日、飽きもせず長文メールを書いており、先輩からも「よくそんなに書けるね」と言われる有様。

でも、お互い環境も変わって、距離も離れ…。ずっと同じ密度で付き合える仲というのは、そうそうないのでしょう。ずっと友達でいようね、といった仲間とも、いつしか疎遠になり…なんてことはよくあることでしょう。でも、「のの」と「はな」は、途中、途切れている期間(20年ぐらい)もあるけれど、濃密なのです。まぁ、親友以上の関係だったこともあるわけですが、その頃はまだ若すぎて危なっかしくて。

自然消滅もあれば、不快な思いをさせて切れてしまった関係もありますが、今となっては近況を知ることもない、かつての友人たちはどうしているだろう?と思いました。