すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『殺人鬼の献立表』

あさのあつこさんの『Team・HK』の続編です。清掃を主として家事全般をこなすTeam・HKで美菜子が働き始めて半年近くになりました。今回新たに依頼してきたのは、かつて美菜子が住んでいた町でご近所だった奥さん。彼女の夫は失踪し、しばらくして戻ってきたものの、また失踪し、彼女は家に閉じこもるようになり…。そして、美菜子が引っ越した後に、彼女も引っ越したようで…。

 

自分の生きている場所を掃除するのって、自分が生きていることを確認することでもあるんだって気が付いた

Team・HKを率いる日向が、どうしてTeam・HKを起業したか、過去のお話がいいなと思いました。掃除は苦手なのですが、きれいな場所が好きなのはみんな一緒だと思います。辛いことがあった時には、掃除をしようと思いました。あれこれ心を悩ませるよりも、無心に体を動かして、そして、きれいになった部屋を眺める。それだけで、気持ちは少し前を向くのではないでしょうか。

ところで、Team・HKが床磨きの仕上げに、ワックスの代わりに使っているのが米糠ボール。ガーゼで米糠を包んだもので、丹念に磨くと、米糠の油分で艶が出るそう。ホームセンターやドラッグストアに行けば、専用の(強力な)洗剤が手に入りますが、米糠ボールとかを使いこなせたらいいなと憧れます。ペットボトルや缶は素材としては優秀だと思いますが、ボトル入り飲料は、重い液体を運搬し、リサイクルするにしても回収するためにエネルギーを消費します。環境のことを考えたら、水道があるのに水モノを運ぶのは資源の無駄だと思うので、飲み物以外の洗剤類も、できるだけ粉や石鹸など固体を使いたいと思っています。

 

文庫版はこちら↓