すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『鎌倉うずまき案内所』

平成という時代を6年ごとに遡りながら、繰り広げられる6つの物語。空気のゆがみを感じて突然 目の前に現れたのは、民家の続く景色。しかし人の気配は感じられず、見つけたお店には「CLOSE」のプレート。そして店の端には「鎌倉うずまき案内所」の立て看板。あなたは何から「はぐれましたか?」

 

もう、かなり昔のような気でいましたが、平成最後の日は2019年4月30日。前年から平成最後の○○というのはたくさんあって、昭和の終わりはおぼろげな記憶ながらも、それに対して、お祭りのようだったなと思います。そして、昭和、平成、令和の3つの時代を生きるなんて…と思ったものでした。昭和64年がわずかだったのは覚えていますが、昭和は最初も最後も同じく7日だったんですね。ちょうど一週間。64は無限大みたいな8の2乗。なんだかすごいと思って、あの昭和という時代を生きれたことを嬉しく思いました。

平成を懐かしく思い出しながら読みました。消費税導入とか、3%→5%→8%へ変わった時とか。3%のときは、まだ小学生で、よく買うものといったらお菓子ですから、消費税を払わないように30円以内にしようと思ったり…。5%→8%に変わるときには、増税前にと(今はなき)ハイブリッドピアノを購入したなぁ、とか。

さて、なぜ「うずまき」なのかは最後のお話で分かりますが、悩んだり迷った時は「ナイスうずまき!」です。自分の好きなことに正直になろう、人が好きなことをやるのを見守ろう、と思いました。平成という約30年でも、いろいろ変わりました。常識なんて、時代で変わりますし、将来何が流行るかなんてわかりません。それならやはり、自分の好きなことが一番でしょう。

 

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