すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『校閲ガール トルネード』

校閲ガールの第3弾。悦子はゴールデンウィークに彼氏と軽井沢へ。そして、ついに女性誌へ異動!とは言え、そこでハッピーエンドとはならないわけで…。

 

ネタバレになってしまいますが、やりたい仕事と向いている仕事が一致するとは限らない…。そういうことは多々あるのだと思います。その場合、やはり食べていかなきゃいけないので、向いてる仕事をやりながら、好きなことは趣味でやるというのが一般的のような気がします。そして、年を重ねるごとに、挑戦するのはリスクが高くなっていくように感じます。でも、若い時には向いてなかったけど、色々な経験を積むことで、人は変わるでしょうし、社会も変わるでしょうから、やりたいという気持ちがあるのなら、いくつになっても挑戦してもいいんだと思いました。そうは言っても、いきなり新しい世界へ飛び込むのは、いい年した大人にとっては無謀でしょうから、少しずつ…。

ところで、本書の中で出版社に新卒で入社する人数というのが、一般の人が社名を認識しているであろう出版社だけに限ると、全体でも百名には届かないと記載があります。そこは中途採用が多いのと外注や下請け、分業という仕組みがあるため、成り立つそうですが、そんなに少ないのか…と。出版社を舞台にした小説を何冊か読んで、入社するのは狭き門だというイメージはありましたが、本を扱う仕事に携わりたい人は多いだろうなと思います。いまだに本屋さんでアルバイトをするのが憧れですが、読むのと売るのは違って、やはり自分は読む方なんだろうなと…。

 

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