すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『永遠のおでかけ』

益田ミリさんのエッセイです。叔父さんが亡くなった話から始まり、それから1年も経たないうちに、お父さんの癌が発覚。末期でした。日常のお話もありますが、お父さんに取材と称して子供時代の話を聞くところがいいなと思いました。去年のお正月以降、帰省できない日々が続いていますが、できるだけ両親に会って、思い出話をたくさん聞いておこうと思いました。

 

共働きだったこともあってか、子どもの頃、母方の祖父の家にはよく預けられました。そして、泊まりだったときは、寝る前に祖父の昔話をよく聞きました。記憶力の乏しい私は、内容をあまり覚えていないのですが、子どもの頃の母の話もあって、今の母ではなくて一人の女の子だったんだなぁとなんだか不思議な感じでもありました。両親は社内結婚でして、子どもの頃に、父にどうして母と結婚したかを聞いたことがあって、職場の宴会の時に、母がみんなの靴を揃えているのを見て、この人だと思ったとのこと。それを祖父に話したら、アルバイト先で鍛えられたからなぁ、となんだかちょっと誇らしそうだったように思います。

初めて同級生が亡くなったという話を聞いたのは、まだ20代の頃。高校のクラスメイトで、大学の時にも帰省中に一度会ったことがありますが、いまだに実感がありません。でも、これから親しかった人の訃報を聞くことは増えていくのでしょう。当たり前の毎日を大切に、他人に優しく生きられたらなと思います。

 

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