すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『気候変動から世界をまもる30の方法』

子ども向けに書かれた本ですが、今年の1月発行のものなので、最新の情報収集とあわせて、大人もぜひ知って欲しい内容だと思いました。

 

最近、カーボンニュートラルカーボンオフセットという言葉をよく聞きますが、政府や企業がそう言っているから、きっといいんだろう…って思っていることはないでしょうか。例えば、CO2排出削減のためには原子力発電が必要だとか言うけれど本当でしょうか。また、循環型社会のためにプラスチックのリサイクルがよくうたわれていますが、そもそも、プラスチックがそこまで必要なのだろうか、とか。ボトルを回収リサイクルするよりも、シャンプー、リンス、ボディーソープなどなど、別々の容器ではなく、全身洗える石鹸みたいに1つで賄える商品の開発とかの方がよいのではないかしら…。

中米のコスタリカはカーボンフリー、プラスチックフリーを実現するという目標を打ち出した国で、自然エネルギーでほぼ100%発電しています。このコスタリカは約70年前に、日本に次いで平和憲法を作り、常備軍を廃止。軍事予算をゼロにしたことで、教育や医療の無料化を実現したそうです。そして、コスタリカでは小学生の時から政治を自分たちの問題として真剣に、リアルに学ぶそうです。たとえば、選挙の時は教室で政党別に分かれてディベートをしたり、模擬選挙をするそう。なんとなく学校や職場で政治の話をするのはタブーみたいな雰囲気があるように思いますが(逆に投票に行かなかったことを堂々と言う方もいますが…)、そうではなくて、世の中をよくするためにどうしたらいいか、もっと身近な人と話し合う社会がいいんだろうなと思いました。

そして、ドイツのフライブルク市は自家用車なしでも子育てできる町。『うちの父が運転をやめません』の中にもドイツのことがちょっと出てきたのですが、自転車の高速道路が整備されていたり、地域内の交通機関が乗り放題の定期券があったり。そして、移動を最低限に抑えるように各地区の中心にお店が集まっていて、徒歩や自転車で日常の買い物ができるようになっているそう。町のどこで何を売っていいかが細かく決められていて、車が必要になるような町外れに大型スーパーやショッピングモールを建てることはできなくなっているそうです。また、新しく住宅地を作る際には、集合住宅の1階を事務所や商店として使えるよう計画し、住宅と同時に職場も生み出され、住む場所と働く場所がなるべく近くなるよう配慮されているそう。なんと素敵な!

最近何となく気になってはいたけれど、そのままにしていたことがあって、本書を読んで、やっぱり電力会社をちゃんと選ぼう!と決めました。