すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『遺品は語る』

今日、5月30日は「ごみゼロの日」ですね。本書は遺品整理業を営む著者が、遺品整理の現場、特に孤独死の遺品整理について書いています。

 

第一章に遺品整理の現場の話があります。一人暮しのその先に起こり得る孤独死。今は両親ともに健在ですが、片親だけとなった場合や、現在一人暮らしの自分自身にも起こり得る話です。ニュースなどで、何カ月も亡くなったことが気付かれなかったという話を耳にしますが、死後かなり時間が経過して発見された場合、その間に遺体から体液や血液が流れ出てしまうそうです。そして、体液の量で故人が太っていたかどうかもわかるそうで、太っていると体液が多く、そのためウジ、ハエの量も多くなるそうです。

以前、会社の寮・社宅に一人暮らしをしていた方が出社しないので、どうしたのだろうと調べてみると、亡くなっていたという話があり、一人暮しの方が連絡なく出社していない場合は気にかけてくださいと上司が言っていたのを思い出しました。この話を聞いたとき、今は会社員だから、無断欠勤が続けば、親とかに連絡がいったりするだろうけど、そうじゃなかったら…?と不安になりました。新聞をとっていれば、新聞が溜まって…というのが昔はあったでしょうが、最近は新聞を購読しない方が多いですし。『うちの父が運転をやめません』の中で、移動スーパーが地域の見守りの役割を果たしているという話もありましたが、顔見知りのご近所で買い物ができれば、最近○○さん見かけないけど…となるんだろうなと。徒歩や自転車で行ける範囲で生活できるのが、エコなだけでなく、地域の見守り機能としてもいいのだろうなと思いました。

いつか迎える、誰もが避けては通れない死。その時、今持っているものは、ほぼ全て不用品となります。そう考えたら、今の時点でも、要らないものまだまだあるわ…と気づき、片づけ欲が膨らんできました。でも、一番片づけたいのは実家の自分の部屋で、早く帰省したい‼と気持ちばかりが焦ります。

生前整理は本人が率先してやる場合は、とても良いことだと思いますが、親子でも他人が強要はできないのでしょう。ものが少なくスッキリしている方が暮らしやすいと思いますが、片づけよりも、家族や親戚、近所や社会との繋がりの方がもっと大事だなと思いました。