すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『世界の猫はざっくり何匹?』

タイトルに「猫」が入っていますが、猫は関係ありません…(でも、猫のイラストがいいなと思って手に取っちゃいました)。算数の本です。ポイントは「ざっくり」でして、日々の暮らしにちょこっと役立つ概算の仕方が分かります。

 

小学生の頃は、鉛筆と紙で計算していたと思うのですが、初めて自分用の電卓(科学と学習の付録かな?)を手にしたときは、嬉しくて楽しくて。そして、いつの間にか、ちょっとした計算でも電卓のお世話になるように。とくに会社に入ってからは、本当に簡単な計算でも、すぐ手元にある電卓をポチポチしてしまう状態。そんなんなので、スーパーで内容量のちがう胡桃(いまだにマイブーム継続中)をどっちが安いか暗算しようとして、しばしフリーズ。一時期 スーパーで、1つの商品をざっくり百円単位でカウントし、合計がいくらになるか計算しながら買い物していたこともありましたが、面倒臭くなって続かず。最近はレジで、あら?今日はけっこう買っちゃったな…ということが度々あります。頭の体操を兼ねて、概算する癖をつけようと思いました。間違っててもいいし、間違ったら困る計算は、ちゃんとしっかり計算すればいいし。
本書を読んで確かに!と思ったのが、細かい数字というか桁数の多い数字というか、例えば1000よりも1058の方が信頼性が高いというイメージがないでしょうか。ちゃんと有効数字を考慮して1058と書いているならそうなのですけど、実際にそうであるかはわかりません。計算が複雑になれば、ちょっとした値の違いで、最終的な計算結果が大きく変わることもあります。また、ニュースで出てくる値も概算に基づく値がほとんどで、計算の前提にもよりますし、けっこういい加減な値なんだなと思いました。

エネルギー、気候、環境についても、ざっくりとした計算で解決策の優先順位を把握できるとの話もありました。例題として、冷蔵庫、スタンバイ状態のテレビ、シャワー、電気ケトルのうち24時間でもっともエネルギーを消費しているのはどれか?という問題があります。エネルギー消費量が最大ではないのが、スタンバイ状態のテレビで、残りの3つはライフスタイルによっても違うでしょうが、桁数でいったらどれも同じだそう(よければざっくり計算してみてください)。でもでも、これらよりも明らかに桁違いにエネルギーを消費しているものがあります。それは自動車。車を30分走らせただけで、家の器具をすべて合わせたよりも多くのエネルギーを消費します。ということは、省エネするのに優先順位が高いのは…。