すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

暮らしは小さくてもすっきりと、心はゴチャゴチャしてても大らかに

本棚:『みんなのナポリタン』

「食堂のおばちゃん」シリーズの第9弾。タイトルにあるナポリタン。私はあまり好きではなかったけれど、最後に食べたのいつかな?と懐かしく、そしてちょっと恋しくなりました。子どもの頃、喫茶店ナポリタンは、喫茶店自体が大人の場所といった感じで落ち着かなかったし、家で食べたナポリタンも、ミートソーススパゲティの方がよかったなと思っていたこととか思い出して…。いつの間にか実家でもナポリタンが出てこなくなったなぁ。

 

本書の舞台は2020年12月から2021年5月。時代を先取りして書いているからというのもあるのでしょうが、作品中ではコロナが落ち着いています。去年の今ごろは、来年(2021年)はコロナ落ち着いているだろうな、落ち着いているといいな…と思っていたっけな。

コロナに関して、「コロナウイルスよりテレビウイルスの方が凶悪だって」というのがあります。私の場合、コロナによりニュースを見るのにうんざりして、テレビを見る時間が減り、その結果、時間が増えました。今のアパートに引っ越してきた当初、テレビが映らないということがありまして、テレビが見れないなんて!と思ったものですが、今だったらテレビが見れなくても、イライラしないです、きっと。

本書のタイトルにもなっている第五話の「みんなのナポリタン」の中で、訪問医についての話がちょっとあり、勉強になりました。今の時代、家で最期を迎えたいと思っても無理だろうな…と思っている方は多いと思いますし。また、老い先短い高齢者は本人が希望すれば麻薬OKでよくないか、というのもありまして、以前から、どうして安楽死はダメなんだろうと思っていたので、そう思っているのは私だけじゃないのかなと。

読書メーターで山口恵以子さんは新刊チェックしていまして、本シリーズの次回作は来月発売。どんなお話かなぁ。