すっきりした部屋であまりゴミを出さずに暮らしたい

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本棚:『店長がバカすぎて』

武蔵野書店、吉祥寺本店が誇る非敏腕店長、山本猛。名前ばかり勇ましい店長は、朝礼ではいつもの通り、長い長い話をし、人を苛立たせる笑みを浮かべている…。

 

たしかこの本、以前テレビで紹介していたなと図書館で見かけたときに思い出し、手に取りました。書店員さんって大変なんだなと思いながら読み進めたのですが、最後、やられました。そうきたか!と。

主人公の谷原京子は、契約社員で薄給。それでも好きな本を買って、給与日前はカツカツ。店長がバカすぎるだけでなく、お客様は神様だというのなら、苦手な神様もやって来るわけで…。

お客様は神様というところで、以前、友人が「もうすでに死んでいる人ならいいけど、いま生きている人を神と崇めるのはなんか怖いよね」と言って、なるほどなと思ったことを思い出しました。八百万の神の考え方は好きですが、その友人の発言を聞いて以降、人に対して「神」というのはなんか違うんじゃないかと思うようになりました。少なくとも、レジでのやり取りで、店員さんはもちろん敬語ですが、客の方が若いのにタメ口だったり横柄なのを見ると、お客様は神様ちゃうやろ!と思ってしまいます…。

さて、本書を読んで、わけあって、テレサ・テンさんの『つぐない』をYouTubeで久々に聴きました。やっぱりいいですね~。しばらく、頭の中で流れ続けそうです。